英語まっしゅるーむ

元英語講師の過去の遺産整理ブログ。

不定詞の副詞的用法#1:目的をあらわすカタマリ「~するために」

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 文のうしろにto不定詞のカタマリで「~するために」と目的の意味を付け足す。

↓例文解説はこちら↓

 

 

たとえば例文①

He studied hard to pass the exam.

 

He studied hard.「彼は熱心に勉強した」

という文にあとから

to pass the exam「試験に合格するために」

と意味を付け加える

 

He studied hard to pass the exam.

「彼は試験に合格するために熱心に勉強した」

 

正しく読み取るコツは、

不定詞のカタマリの手前でいったん区切ること。

 

He studied hard / to pass the exam.

(彼は熱心に勉強した/試験に合格するために

→「彼は試験に合格するために熱心に勉強した」

 

例文②

The man stopped / to smoke.

(その男性は立ち止まった/タバコを吸うために)

→「その男性はタバコを吸うために立ち止まった」

 

さらに不定詞のカタマリの前にin orderもしくはso asを加えると

「~するために」と目的がはっきり伝わるので、

 

例文③

She ran fast / in order [so as] not to miss the last train.

(彼女は速く走った/終電に乗り遅れないように

→「彼女は終電に乗り遅れないように速く走った」

 

副詞的用法に限らず、不定詞は足らない情報の「付けたし」

名詞、副詞、形容詞と不定詞は用法判別問題がよく出題されるけど、

足らない情報を考えることが解法のポイント。