英語まっしゅるーむ

元英語講師の過去の遺産整理ブログ。

不定詞の副詞的用法#2:感情の原因はうしろから前に「因果」

f:id:shinjukumush:20160301164434p:plain感情を表す形容詞のうしろに不定詞のカタマリが続くとき、

不定詞のカタマリは感情の原因を表し、

「~して…」とうしろから前に「原因→結果」と因果関係をつくる。

 ↓例文解説はこちら↓

  

たとえば例文④では、

I am sorry to be late.

to be late「遅れて」がsorry「残念に思う」感情の原因をうしろから説明、

 

I am sorry / to be late.

(残念に思う<結果>/遅れて<原因>)

→「遅れてすみません」

 

同じように例文⑤は、

She will be glad to see you again.

to see you again「あなたにまた会えて」が原因、

She will be glad「彼女は喜ぶだろう」が結果なので、

 

She will be glad / to see you again.

(彼女は喜ぶだろう<結果>/あなたにまた会えて<原因>)

→「彼女はあなたにまた会えて喜ぶだろう」

 

例文⑥は書きかえも頻出

They were very surprised / to hear the news.

(彼らはとても驚いた<結果>/その知らせを聞いて<原因>)

→「彼らはその知らせを聞いてとても驚いた」

 

不定詞の代わりにsurpriseの仲良し単語、前置詞atを使って、

<書きかえ①>

They were very surprised at the news.

「彼らはその知らせにとても驚いた」

 

makeがつくる第5文型(無生物主語構文)を使って、

<書きかえ②>

The news made them very surprised.

その知らせは彼らがとても驚く状態をつくり出した

→「彼らはその知らせにとても驚いた」

 

S make O Cで「SはOがCである状態をつくる」

makeをはさんでSが原因、OCが結果をあらわし因果関係をつくる

第5文型は高校入試でも大学入試でも頻出!

O=Cなんて説明は大ウソなので注意、そんな説明サギ、サギ!!

「OがCである」隠れた「主語ー述語」の関係、これが正しい。