不定詞の副詞的用法#2:感情の原因はうしろから前に「因果」
感情を表す形容詞のうしろに不定詞のカタマリが続くとき、
不定詞のカタマリは感情の原因を表し、
「~して…」とうしろから前に「原因→結果」と因果関係をつくる。
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たとえば例文④では、
I am sorry to be late.
to be late「遅れて」がsorry「残念に思う」感情の原因をうしろから説明、
I am sorry / to be late.
(残念に思う<結果>/遅れて<原因>)
→「遅れてすみません」
同じように例文⑤は、
She will be glad to see you again.
to see you again「あなたにまた会えて」が原因、
She will be glad「彼女は喜ぶだろう」が結果なので、
She will be glad / to see you again.
(彼女は喜ぶだろう<結果>/あなたにまた会えて<原因>)
→「彼女はあなたにまた会えて喜ぶだろう」
例文⑥は書きかえも頻出
They were very surprised / to hear the news.
(彼らはとても驚いた<結果>/その知らせを聞いて<原因>)
→「彼らはその知らせを聞いてとても驚いた」
不定詞の代わりにsurpriseの仲良し単語、前置詞atを使って、
<書きかえ①>
They were very surprised at the news.
「彼らはその知らせにとても驚いた」
makeがつくる第5文型(無生物主語構文)を使って、
<書きかえ②>
The news made them very surprised.
(その知らせは彼らがとても驚く状態をつくり出した)
→「彼らはその知らせにとても驚いた」
S make O Cで「SはOがCである状態をつくる」
makeをはさんでSが原因、OCが結果をあらわし因果関係をつくる
第5文型は高校入試でも大学入試でも頻出!
O=Cなんて説明は大ウソなので注意、そんな説明サギ、サギ!!
「OがCである」隠れた「主語ー述語」の関係、これが正しい。