不定詞の形容詞的用法#2:名詞と不定詞の意味関係
不定詞のカタマリに説明される名詞と、
その不定詞のカタマリの動詞(句)の間には、
・主語―述語動詞
・目的語―述語動詞
・単純な修飾関係
以上3つのうちいずれかの意味関係が成り立つ
少し細かく感じるかもしれないけれど、
名詞と不定詞の意味関係を正しく把握することができれば、
自動詞と他動詞の違いや、
英語とその日本語訳のズレ、
文型の大切さなどに気づくことができるだろうし、
英語の文構造の根っこの部分をつかまえるきっかけになるはず。
↓例文解説はこちら↓
③He has some friends to help him.
(彼には手助けをしてくれる友達がいる)
some friendsをto help himのカタマリがうしろから前に説明、
He has some friends. (彼には友達がいる)
↑どんな友達?
to help him (彼を手助けしてくれる[友達])
some friendsとto help himの間には、
主語―述語動詞の関係
←Some friends help him.(友達は彼を手助けてくれる)
④Is there anything to eat in the refrigerator?
(冷蔵庫に食べ物はありますか)
anythingをto eatのカタマリがうしろから前に説明、
Is there anything in the refrigerator? (冷蔵庫になにかものはありますか)
↑なにかどんなもの?
to eat(食べる[もの])
anythingとto eatの間には、
目的語―述語動詞の関係
←eat something(なにか[ものを]食べる)
⑤What is the best way to learn English?
(英語を勉強する最もよい方法は何ですか)
the best wayをto learn Englishのカタマリがうしろから前に説明、
What is the best way?(最もよい方法はなに)
↑何をする[ための]方法?
to learn English(英語を学ぶ[ための方法])
これは単純な修飾関係。