不定詞の副詞的用法#4:結果をあらわすカタマリ→前から後ろに流し読み
不定詞がつくる副詞のカタマリ、
4つ目は「結果」の用法。
これまでうしろから前に説明するカタマリが多かった不定詞だけども
この「結果」の用法は前からうしろに「~して」と流し読み。
基本は⑨と⑩の例文を押さえておけば間違いないかな、と思いますが。
不定詞のtoだろうが前置詞のtoだろうがtoは→のイメージなので、
↓例文の解説はこちら↓
例文⑨は
His son grew up 「彼の息子は大きくなった」
→(その結果)
to be a famous musician. 「有名な音楽家になった」
His son grew up to be a famous musician.
「彼の息子は大きくなって有名な音楽家になった」
と前からうしろに述語動詞を連用形でつなぐと自然な日本語に直せる。
同様に例文⑩は
My grandfather lived 「私の祖父は生きた」
→(その結果)
to be ninety-nine years old. 「99歳になった」
My grandfather lived to be ninety-nine years old.
「私の祖父は生きて99歳になった」
こちらはこのままでは日本語が不自然なので、
→「私の祖父は99歳まで生きた」
入試を考えても出題されるカタチはほとんど固定されているので、
grow up to be~ 「大きくなって~になる」
live to be~ 「(生きて~になる→)~になるまで生きる」
慣れるまでこの2つを熟語っぽく覚えておくだけでもOK